ABOUT

創業は、昭和45年(1970年)、現在、3代目に受け継がれております。
創業者の祖父は、1970年代ころから日本に流通しはじめたアフリカ産(モーリタニア)冷凍真タコの原料を使い、釜茹でタコの製造を開始、2代目の父が試行錯誤の末、タコのうま味と柔らかい食感を引き出す現在の蒸し上げ製法にたどり着きました。

近年は、鮮度の良い原料にこだわり、近海で水揚げされたタコを使用し、先代から受け継いだうま味を凝縮して柔らかい食感に仕上げる「蒸し上げ製法」やタコ本来の風味と甘味を引き出す釜茹で製法など、タコの鮮度や種類を見極めながら製造工程を工夫しております。

また、福島県いわき沖は、魚のエサとなるプランクトンが豊富な「寒流と暖流がぶつかる『潮目の海』」と呼ばれる漁場があり、古くから良質の水産物「常磐もの」が水揚げされています。

その豊富な漁場で育った「常磐もの」のタコは、アワビやカニを主食としているため、うま味のある風味豊かな味わいが特徴で、主にカゴ漁で穫れる「近海真タコや水タコ」、底曳網で穫れる「やなぎタコ」などに分けられ、漁師さんたちが生きたまま漁港に持ち帰った鮮度の良い活タコを使用し、お客様の要望にお応えさせていただきながら、各世代に受け入れられる新商品にも力を注ぎ努力しております。